第3回で新しい入試「表現力・総合型」を導入したきっかけは2つあります。

1つ目は「スーパーグローパルハイスクール」指定校となったことです。品川女子学院は、「28project」をテーマに、企業コラボ総合学習や起業体験プログラム、社会人による特別講座など、アクティブかつコミュニケーションを重視した学習に取り組んで参りました。そのような活動が評価され、平成26年度からは文科省よりスーパーグローパルハイスクールの指定を受けております。現在は全教科で課題解決型学習を実施しており、表現力のある生徒たちが授業を活性化しております。

2つ目は、日本の大学入試の変化です。2020年を目標に大学入試センター試験は廃止となり、思考力や表現力を重視した入試へシフトしていくと言われております。

このような、校内の変化と大学入試の変化をきっかけに、中等部入試において求める生徒像を多様化しようと考え、4科目の基礎力をふまえた上での「表現力・総合型入試」の導入となりました。

私立型・公立型、どちらのタイプの受験勉強をしてきた小学生でも受験が可能な試験だと考えております。 (2016年第3回入試問題・解答をご覧ください)

解答方法は記述がメインです。国語では課題文の内容をふまえた上で「自分の考えを書く」という点が、第1回、第2回の国語の試験と異なった特徴です。 また、じっくりと採点したいので、合格発表は当日ではなく翌日10時となります。

たくさんの受験生と出会えることを楽しみにしています。
||| CLOSE |||